投資の失敗談 ~私のジェットコースター株体験~

1. はじめに ~私の投資体験について~

今回は、私の投資失敗談をお話しします。

私は3年前に株式投資を始め、そこで400万円以上の損失を出しました。

今では投資においてやってはいけないことしかしていなかったため、高い勉強代だったなと考えるようにしていますが、この経験をつづることによって、改めてここを見てくださった方も同じ過ちをしないようにと思います。

2.私の投資の始まり

私は2020年にコロナがはやり、株価が急下落したときに投資を始めました。

はる
はる

今、株を買えば上がった時にかなり儲けられるんじゃね?

そう思った私は、SBI証券に新規口座を作成し、個別株を買い始めました。
この時は上にもある通り、上がるまで持っていればいいとわかっていたはずなのですが・・・。

3. 投資失敗談

3.1 優待株にて

まず私は優待株に手を出しました。

理由は、商品や優待券を目に見えるかたちとしてもらえるため、やる気アップにもなると考えたからです。

スーパーや携帯会社、家電量販店、リース系など10社くらい、約200万円分くらいでしょうか。
あまり深く気にせずに有名どころを買っていきました。

2023年の現在ではこれらの株価は無事に回復しているため、持ち続けていれば優待ももらえ、株価up分もプラスになり目論見通りのはずでしたが・・・。

2020年当時は、相場が不安定だったため株価はもちろん上下に大きく動いていました。

初めての株式投資のため、含み損が大きくなることにマインドが耐えられなかったのです。

はる
はる

あわわわ・・・含み損がこれ以上膨らむ前に損切りしなくちゃ!!

本業の月給以上の含み損を抱えたことにより耐えられなくなった私はついに持っていた株の7割以上を売却しました。
この時は約30万円の損を確定させて少々懲りた・・・のならよかったのですが・・・。

3.2 信用取引にて

優待株で損を出した私は、いろいろ株についての動画を見て知識をつけました。
非常に中途半端な知識を・・・。

はる
はる

信用取引を使えば、短期間で大きく儲けられるのでは!?

しかも空売りすれば、相場が下がっていても利益になるじゃん!!

今ならわかります。
それができるのは一握りの人だけだと・・・。

ちなみに

  • 信用取引とは、証券会社から資金や株式を借りて自己の資金を超えて投資を行うことを指します。
  • 空売りとは、信用取引の1種で証券会社から株式を借りて先に売り、株価が下がった時に買い戻して利益とします。

信用取引での株の売買は、基本的にデイトレードで、
そして1日の中で一番値動きの激しい、朝9時~10時の間にトレードしていました。

でも私はサラリーマン、平日は仕事です。
朝9時に株を買い、その後仕事をして9時40分くらいに隠れて評価損益を確認する。

こんなやり方で、ずっと張り付いているプロのトレーダーに勝てるわけないですよね。

最初は100万円くらいの負けから始まり、それを取り戻そうと必死にもがき続けてどんどん取引を続け・・・気が付いたら400万円と少しの損失の画面が出ていました。

サラリーマンの平均年収に近い損失にしばらく呆然としたことを今でも覚えています。

はる
はる

・・・。

株式トレードは初心者の方も、何億と稼いでいる方も、同じ土俵で戦わないといけません。
しかもお金持っている人が圧倒的に有利です。
中途半端な覚悟で短期間に稼いでやる!!と入って私と同じ火傷をしないように気を付けてください。

4.インデックス投資と高配当投資へのシフト

これらの失敗から学んで、デイトレのような短期売買が向いてないとわかった私は、インデックス投資へ舵を変えました。
要は短期投機から長期投資にシフトしたわけです。

インデックス投資のメリット
  • 自分で個別銘柄を選択しないので、個々の銘柄研究がいらない。
  • 指数に含まれる多くの銘柄に投資されるので、リスクが分散される。
  • 取引コストや管理費が低い。
インデックス投資のデメリット
  • 指数のパフォーマンスに依存するため、指数が下がればもちろん資産も下がる。
  • 市場平均を上回るリターンを狙うことができない。

ちなみに私は、「全世界株式」と「S&P500」をこつこつと毎月積み立てています。
これらは15年や20年以上と長い間積み立て続ければ、歴史的には損することはないといわれる商品です。
*未来は約束されてないけどね。

来年から新NISAも始まるので、まだやってない人はまずは少額から考えてみてはいかがでしょうか。

はる
はる

いきなり大金を投資すると含み損になった時に狼狽売りしちゃうから、ある程度マインド鍛えてからにしよう!!
長く持ち続けてこそのインデックス投資です!!

新NISAについては、何を買うかも含めて今後まとめるかもしれません。

5. さいごに

ここまで私の失敗談を書きましたが、いかがだったでしょうか。

私がここで学んだことは、私にとっての投資は急速な利益獲得の手段ではなく、長期的な視点と知識、そして冷静な判断が重要ということです。

この体験を読んでいただいた方も、デイトレードなどを止めはしませんが、私のような大損をしないように気を付けてくださいね。

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