クレジットカードの付帯保険がわからない、いろいろカードがあって比較を見たい、と悩んでいませんか?
クレジットカードの付帯保険は、日常ではあまり活躍しませんが、旅行によく行く人などは、万が一の時の1枚は持っておいた方がいいです。
私は18歳で高校を卒業してからすぐにクレジットカードを利用し始め、もう10年以上15種類以上のクレジットカードを試してきました。
この記事では、付帯保険の説明と、それぞれのクレジットカードの保険内容の比較を紹介します。
この記事を読めば、あなたに合う保険内容のクレジットカードがわかるでしょう。
結論としては、多くの方が望んでいるであろう年会費無料のカードで特におすすめは、エポスカードとリクルートカードになります。
目次
付帯保険について考えるべきこと
クレジットカードは、主にポイントの還元率などで選ぶ人が多いと思います。
しかし、旅行などによく行く人は、付帯保険が充実しているかも判断基準にするべきだと思います。
旅行先で事故にあったり、ショッピングでトラブルにあったりなど、もしも何かあった時に必ず役立ちますので参考にしてください。
おすすめのクレジットカード
今回紹介するクレジットカードは、楽天カード・三井住友カード・JCBカード・エポスカード・リクルートカードの5社です。
この中で、保険目的でもつおすすめのカードは下記です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- エポスカード、エポスゴールドカード
- リクルートカード
下で比較していますが、ここで簡単に説明すると
- 三井住友カード ゴールド(NL)は、条件次第で年会費無料にでき、一般カードよりよい保険内容
- エポスカード、エポスカードゴールドは、海外旅行のみだが、保険が自動付帯
- リクルートカードは、年会費無料で国内外旅行保険度ショッピング保険がついている
この辺りは、クレジットカード初心者でも持ちやすくおすすめです。
私も3種とも持っていますが、エポスゴールドカードは得に保険目的もかねて保有しています。
自動付帯保険と利用付帯保険とは
クレジットカードの保険には、”自動付帯”と”利用付帯”の2種類があります。
- 自動付帯保険 ・・・ クレジットカードを持っているだけで自動的に付帯される保険
- 利用付帯保険 ・・・ 旅行に行くときに、飛行機やツアー代金をそのクレジットカードで支払った場合に
付帯される保険
自動付帯のつもりだったが実は利用付帯だったとなると、いざというときに保険が受けられなくなってしまう場合がありますので注意しましょう。
付帯保険の種類
クレジットカードには、一般的に下記の保険が付帯されています。
- 国内旅行傷害保険
- 海外旅行傷害保険
- ショッピングガード保険
- クレジットカード紛失・盗難保険
国内旅行傷害保険は、補償内容は障害のみです。
他の賠償責任などの保証はほとんどついていません。
保険保障の対象になる主な事例は下記です。
- 飛行機や電車などの公共交通に搭乗中の傷害事故
- 旅館やホテルなどに宿泊中の火災等による傷害事故
- 宿泊を含むツアー参加中の傷害事故
これらも利用付帯ですと、旅行代金を対象のクレジットカードで支払う必要がありますので注意しましょう。
海外旅行傷害保険は、旅行中の事故や病気はもちろん、盗難なども保障となる場合があります。
主な保険金額は下記です。
保険の種類 | 保険金額 |
障害死亡・後遺障害 | 旅行中の事故によるけがが原因で、事故から180日以内に死亡 / 後遺障害が出たとき |
障害治療費用 | 200万円 (1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 旅行中に発病、疫病にかかり、旅行後72時間経過するまでに医師の治療を受けたとき |
賠償責任 | 旅行中に他人にけがをさせる、他人の物を壊すなどして、被害者から損害賠償を 請求されたとき |
携行品損害 | 旅行中に所有するものが盗まれたり、事故によって壊れたりしたとき *現金や小切手、株券、手形などは含まれない |
救援者費用 | 旅行中に下記の状況で家族が駆けつけるための運航費を補償するもの ・けがや病気の治療のため、3日以上連続で入院したとき ・事故によるけがで、発生日を含めて180日以内に亡くなったとき ・旅行期間中に病気により亡くなったとき ・旅行期間中に病気にかかり医師の治療を受け、旅行終了後30日以内に亡くなったとき ・乗っている飛行機や船が行方不明になるか遭難したとき ・誘拐や事故により生死が確認できない場合、緊急な捜索や救援活動が必要になったとき など |
クレジットカードは、店舗で提示するだけで簡単に利用できるため、紛失や盗難で不正利用されてしまう場合があります。
そのためクレジットカードには、自動的に不正利用に対応した保証が付帯されています。
第三者に使用された金額がすべて保証されます。
適用期間は、基本的に不正利用から60日以内です。
もし被害にあったら警察に届け出たうえで、既定の日数以内のカード会社へ届け出てください。
また、引き落とし日までに不正利用化の判断ができなかった場合は、引き落としされる可能性があります。
この場合は、後日に不正利用と判明すると返金手続きが行われます。
*クレジットカード紛失・盗難保険が適用されないケースがあるので気を付けましょう。
- 裏面に署名をしていない
- 他人に貸していたとき
- 警察に届けだしていない
- クレジットカードの番号や有効期限などの書いてあるメモを盗まれた場合
- 保障適用期間が過ぎている場合
- 暗証番号が誕生日や自宅の電話番号などわかりやすい場合
私は、クレジットカードを始めてもってしばらくは、裏面に署名を忘れて使用していましたが、保険適用などにも影響があるので気を付けましょう。
保険の比較
基本的に、一般⇒ゴールド⇒プラチナになるにつれ保険の内容もよくなります。
比較とともに、それぞれのカードの説明記事リンクも張りますのでよかったら参考にどうぞ!!
楽天カード
カード種類 | 旅行傷害保険 | ショッピング保険 | ||
国内 | 海外 | 国内 | 海外 | |
楽天カード | なし | 最高2,000万円 (利用付帯) |
なし | |
楽天ゴールドカード | なし | 最高2,000万円 (利用付帯) |
なし | |
楽天プレミアムカード | 最高5,000万円 (自動付帯4,000万円) |
年間最高300万円 |
楽天カードと楽天ゴールドカードは利用付帯なので注意しましょう。
楽天プレミアムカードは国内旅行保険とショッピング保険ついていますが、年会費11,000円かかります。
楽天カード系は、保険目的ではなくポイント還元目的で保有することをおすすめします。
三井住友カード
カード種類 | 旅行傷害保険 | ショッピング保険 | ||
国内 | 海外 | 国内 | 海外 | |
三井住友カード(NL) | なし | 最高2,000万円 (利用付帯) |
なし | |
三井住友カード ゴールド(NL) | 最高2,000万円 (利用付帯) |
年間最高300万円 | ||
三井住友カード プラチナプリファード | 最高5,000万円 (利用付帯) |
年間最高500万円 | ||
三井住友カード プラチナ | 最高1億円 (自動付帯1,000万円) |
年間最高500万円 |
旅行傷害保険は、プラチナカードは自動付帯が1,000万円です。
それ以外のカードは、2022年利用付帯なので注意しましょう。
特に三井住友カード ゴールド(NL)は、年100万以上の利用で年会費が永年無料にできるため、
保険の内容的にもおすすめの1枚です。
JCBカード
カード種類 | 旅行傷害保険 | ショッピング保険 | ||
国内 | 海外 | 国内 | 海外 | |
JCB一般カード | 最高3,000万円 (利用付帯) |
なし | 年間最高100万円 | |
JCB ゴールド | 最高5,000円 (利用付帯) |
最高1億円 (利用付帯) |
年間最高500万円 | |
JCB プラチナ | 最高1億円 (利用付帯) |
年間最高500万円 | ||
JCB CARD W | なし | 最高2,000万円 (利用付帯) |
なし | 年間最高100万円 |
JCBカードは4種とも利用付帯になります。
JCB CARD Wは、年会費無料ですが、国内の保険がまったくありません。
どちらかというとポイント還元目的での保有がおすすめです。
エポスカード
カード種類 | 旅行傷害保険 | ショッピング保険 | ||
国内 | 海外 | 国内 | 海外 | |
エポスカード | なし | 最高500万円 (自動付帯) |
なし | |
エポスゴールドカード | なし | 最高1,000万円 (自動付帯) |
なし | |
エポスプラチナカード | 最高1億円 (自動付帯) |
なし |
エポスカードは基本的に国内旅行保険やショッピング保険はついていませんが、すべてが自動付帯なところが特徴です。
とりあえず持っていれば適用されるため、海外旅行時は便利です。
私もとりあえず1枚持っています。
リクルートカード
カード種類 | 旅行傷害保険 | ショッピング保険 | ||
国内 | 海外 | 国内 | 海外 | |
リクルートカード | 最高1,000万円 (利用付帯) |
最高2,000万円 (利用付帯) |
年間最高200万円 | |
リクルートカードプラス | 最高3,000万円 (利用付帯) |
年間最高200万円 |
リクルートカードとリクルートカードプラスは、すべて利用付帯となっています。
リクルートカードは、年会費無料ですが、国内外旅行傷害保険とショッピング保険の3種類がついている珍しいカードです。
基本還元率も1.2%と高いので、ポイントと保険の両方目的でおすすめのカードです。
付帯保険の使いかた
クレジットカードの付帯保険は、一般的にカード会社の引受保険会社窓口に電話をかけ、必要書類などを確認して提出することによって利用できます。
旅行へ行くときは、万一のときに対処できるよう、引受保険会社窓口の電話番号をメモしておくことをおすすめします。
*電話の際はクレジットカードのカード番号が必要になります。
まとめ
クレジットカードは、ポイント目的で持つ人も多いですが、旅行によく行く人は保険内容を見た方がよいです。
カード会社によって同じカードランクでも、金額がことなっていたり、利用付帯か自動付帯かの違いもあるので気を付けましょう。
私の、保険目的でもつクレジットカード初心者へのおすすめカードは下記の3種類です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- エポスカード、エポスゴールドカード
- リクルートカード
どれも無料でもつことができ、付帯保険内容もよいです。
それぞれのカードの特徴は、他の記事で説明しているのでよかったらご覧ください。